アメリカ留学記④ 〜ミシガン州立大学の学食〜

 

こんにちは。

 

思いっきりgoogleで引っかかりそうなタイトルを選びました。

 

今回はこっちに来てから何度も通っている、大学の学食の写真を撮りためておいたので、美味しかったもの・不味かったものをランキング形式で発表していきたいと思います。

 

基本的にアメリカの食事disな表現がたくさん含まれているので、こういうのを真に受けて怒り出す沸点の低い人はここで戻るを押したほうが懸命かと思います。

 

 

 

それではまずは学食の説明から。

 

ミシガン州立大学の学食、msu dining では小さな売店を除けば、ほぼすべてがビュッフェ形式となっており、朝11時までに入れば入場料6ドル、それ以降は10ドルで何時間でも中にいることが出来ます。

 

ビュッフェ形式と言っても日本のバイキング方式ではなく、デパートのフードコートのように、自分でオーダーして頼む方式となっています。ただし入場料を払えば全て無料。

 

入場料が朝食だけ安いのは朝食用のメニューしか無いためだと思うのですが、10時50分に朝食メニューで入れば、昼食メニューにすぐ切り替わるので普通に昼食を食べられます。

まあ周りを見ると現金で払っている人などおらず、学期ごとに一括で支払うサービスを利用しているみたいなので、中の人みたいにセコいことを考える人は居無さそうです。

 

でも4ドルとなれば今の円相場で行けば500円近いですから、毎日払うことを考えれば大きい額だと思います。

 

中の人は11時前に行って、適当に食べて、飲み放題のコーヒー片手にずっと勉強してる日もあります。

 

料理は基本的には不味いです。

ここでなんやかんや言っても仕方がないので、早速ランキングを紹介していきたいと思います。

 

まずは美味しかったランキングから行きます。

美味しかったものランキング 

第5位 残飯みたいな野菜と麺

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いきなり酷い見た目ですが、ここではコレでご馳走レベルです。

 

基本的に10種類以上ある野菜マッシュルーム肉などから好きなものを店員に告げ、それを炒めてくれてそのまま麺の上に乗せるだけです。

 

この食材を頼むというのが、食材名を知らない留学初心者にはハードルが高いのですが、大体皆嫌いなものがなければeverythingと言っているのでそれを真似て頼んでいました。

 

もしくは「can I have everything but ○○(嫌いな食材)」みたいな感じで頼む人も多いです。

最近では食材の名前も分かってきて、好きなように頼めるようになりました。

 

スープは東南アジア風の味気ないスープの場合や、日本人が好きな中華あんかけのような場合があり、いずれも許容範囲内の出来となっています。

 

 

 

第4位 チキンスープ

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こんな質素なものが!と思う方も多いかもしれませんが、このチキンから出たチープな旨味が学食で味わえるというのは、驚きの発見でした。

基本的に学食の飯は大味で味気ないのですが、このチキンスープに入っていたであろう化学調味料は日本のジャンクフードに通づるところがあって美味しかったです。

 

 決して美味しい!という訳ではないのですが(そもそも美味しいものなど無い)日本にもある味!というのが4位という順位の理由となります。

 

しかし頂けないのは、このスープにはデロンデロンで半分溶けたようなパスタが入っており、どうしてこんな要らないことするかなあ…と思わずには居られませんでした。

 

 

 

 

第3位 普通の朝食

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第三位は見ての通り普通の朝食です。

しかしこの"ふつうの"というのがこの学食ではかなりの褒め言葉であることに気付かなければいけません。

味は見たまんま、想像を決して超えない、そして予想を決して裏切らない、普通の朝食です。

スクランブルエッグにバター絡ませ過ぎなのと、朝からこんな大量の揚げたポテトを食わなきゃいけないのと、ソーセージがしょっぱすぎるのを除けば非常満足の行く朝食だと言えます。

 

ちなみにこんなバージョンもあります。

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第2位 野菜

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学食にはサラダバーがあり野菜食べ放題なのは素晴らしいと言わざるを得ません。

特に一番下に引いてあるほうれん草(スピナッチ)は普通に美味しいです。

さらにこの生のマッシュルームも美味です。

ヤングコーン、ズッキーニも自然の味がして美味しいです。

 

初めはグロテスクな色のソースをかけて食べていましたが、この塩っ辛い生ハムを乗せて、コレと一緒に食べれば十分美味しいです。

わざわざ危険な液体を掛ける必要は無いことに気付き、美味しさも倍増しました。

学食に行ったらまず、寿命を縮める極悪料理の前にこの野菜である程度お腹を満たしてしまうのが、健康に生きる秘訣ではないかと最近考えています。

 

 

 

第1位 バーガーとポテト

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この順位は実は他の料理との相対評価というよりは、中の人がこれまで人生において食べてきたハンバーガーとポテトの中での相対評価の結果だと言えます。

ハンバーガーの肉はジューシーで肉の味がしっかりします。

ポテトも外のサクサクで粗い衣と中のホクホクのポテトが反則的な美味さです。

日本で食べてきたこれらの料理のレベルが低すぎた(ほとんどマクドw)ため感動してしまいました。そのためこの順位となります。

生まれてからこれまで、まともなハンバーガーを食べてこなかったということかもしれません。

機会があればちゃんとしたレストランのハンバーガーを試したいと思います。

そうなるとまた日本のレストランのハンバーガーが一番口にあったりするんでしょうけどねw

 

 

 

番外編 おかゆに醤油をかけたやつ

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本来これが1位になるべきものかもしれません。

調味料の醤油自体は学食においてあるのですが、学食では油を使っていないものというのが殆ど無いため、醤油の良さが引き立ちません。

 

醤油は本来さっぱりしたものと合わせてこそ真価を発揮するはずなので、油まみれの料理にかけても意味が無いのです。

 

しかしこの学食のおかゆは珍しく、油が使われていません。

そのためここに醤油をかければのまま日本の味が楽しめます。

確かに質素で少し下品かもしれませんが、あのような油っこい料理に取り囲まれた中でこれを食べると、感動して涙が出そうになります。

 

 

以上で美味しかったものランキングは終了となります。

毎日、不味い不味いと言いつつも、美味しかったものランキングを書いていて、「あれ?俺学食好きじゃね?」と思ってしまいました笑

中の人は食事に関して好き嫌いは少なく、不味くても飽きても、もう口に入れたく無いというような状態になって何も食べず体を壊す、ということは無いので概ね上手くやれています。

 

不味かったものランキングも書くつもりでしたが予想以上に長くなってしまったので、また次回書こうと思います。

 

それではまた〜