コウモリラン(ビカクシダ)を軽石に水苔で植え付けてみた。

 

こんにちは。

 

今回みんな大好きコウモリランが安く売っていたので(400円)、それを軽石に植え付けて育てることにしましたので報告したいと思います。

 

今回植えるコウモリランがこれになります。

 

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まずコウモリランについてです。

 

「なんだこれ、ただの草じゃねえかよ」

「400円なんか払わないで雑草拾ってきたらいいんじゃないの?」

「あーこれね、うちの庭に生えてたよ」

 

 

恐らく観葉植物に興味が無い人が見るとこんなふうに思うと思います。

しかしもちろんこれはこれはただの草ではありません。

まず他の植物と異なるところとして、コウモリランはシダ植物と言う分類であり花を咲かせない植物だということです。

じゃあどうやって殖えるのかと言えば、それは胞子によって殖えるのです。

詳しい話はかなり専門的なものになるので、僕も詳しくは分かりませんが、とりあえず花を咲かせて受粉して実になって種がなると言う、小学校で習ったような方法を取る植物ではないわけです。

植物や動物の分類は調べれば調べるほど深みにはまっていって何も説明できないか、もしくは素人に到底興味を持ってもらえない説明になるかのどちらかなのでやめておきます。

 

このコウモリランですが、マニアの人も多く人気がある種類といえると思います。

このように吊り下げるとかなりインテリアとして迫力がありますが、なかなかここまで育てるのが面倒な種でもあり、値段は高めです。

 

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見ての通り吊り下げた様子がコウモリのように見えることから、コウモリランという名前がついています。

写真を見れば分かるようにコウモリランは他の植物と違い2種類の葉があります。

茶色くなっている貯水葉と、コウモリの羽のような葉の胞子葉です。

貯水葉は名前の通り水を貯める葉で、胞子葉は通常の光合成をしたり胞子を生産する葉になります。

 

植物の説明ばかりしていてもきりがないのでコウモリランの説明はここらへんにして今回植え替えるコウモリランと軽石を紹介したいと思います。

今回使うものがこれです。

 

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貯水葉がまだ育っていないものですが、植え替えて見ました。

 

まずは水苔を水で戻します。

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次にコウモリランの根をほぐしていきます。

 

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このとき何も考えずに雑に扱ってしまったのですが、コウモリランは中心の核の部分がかなり重要らしく、ここを傷つけないように慎重に扱わないといけないらしいです。

 

これに水苔を巻きつけて軽石に詰め込めば完成です。

 

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ここで水苔をかなりギュウギュウ詰めにしてしまったのですが、根が張ることを考えると少し余裕をもたせたほうが良かったかもしれません。

二週間ほど経った様子がこちらです。

 

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少し葉先が茶色くなってしまっていますが、この先どうなるのか見守っていきたいと思います。

水は水苔の表面が乾いたらたっぷりやっています。

 

そして財布に余裕があったのでまたいくつか買って来ました。

 

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多分この二つの写真のコウモリランは葉の形から別種だと思うのですが、よく分かりません。

 

下の写真の方は新芽が続々出ています。

 

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今はポットに入っているこれらのコウモリランについても植え替えていきたいと思うので、そのときは報告していきたいと思います。

 

それではまた。