ベオグラードは3泊もしたけどろくに観光もしなかったんだけど、役に立ちそうな情報を少しだけ。
まずは駅の近くにあるハンバーガー屋さん。
売春婦ががうろついていると言われる"pussy park"にあるハンバーガーさんが安くて美味しかった。
半分屋台みたいな感じになってて、一番大きい肉で200din(1din=1.1円)で食べられる。
この公園はシリア難民で溢れていたらしく、アラビア語のメニューもあってシリア難民もハンバーガーを頬張ってたから値段的にも安いと思う。
こんな感じで肉を網で焼いてくれる上に、肉汁をパンに染み込ませて、そのパンも焼いてくれてた。非常にレベルが高い。
ハンバーガーの直径は大人の手のひらより大きくてボリューム満点。これさえ食べておけばなんとかなるレベル。
あとは少し市街地から離れたところにある市場にも行ってみた。
市街地から近い市場より断然大きいからオススメ。
観光場所としてはその市街地の市場がよく出てくるらしいけど、こっちは地元民が多くてアジア人が珍しいのか結構ジロジロ見られた。
場所か閑静な住宅地の中にあるみたいで、ちょっと歩いただけでもダウンタウンより治安がいいんだろうなという感じがした。
そこで買ったのがこの柿。
「セルビア?」って聞いたら「エスパーニャ!」って言ってたから多分スペイン産だと思う。他の果物が50din/kg以下だったのに対してこの柿は500gので100dimもしたから非常に高価。
これが種なしで皮ごと食べられてとても美味しかった。
宿のお姉さんに聞いたんだけど、セルビアではJapanese Appleって言うらしい。
調べたら柿の原産国は東アジアなんだってね。確かに"柿食えば..."なんて有名な俳句があるくらいだし昔から日本人は食べてたんだろう。
あとはNATO軍の空爆にあったビルを見に行ったり。
コソボ紛争時にセルビア悪玉説というプロパガンダが米国によって流されて、最終的に空爆が行われた。セルビア側が絶対飲めないような条件を出して、それが拒否されたところで空爆開始って日本の第二次世界大戦に少し通ずるところがある。
もちろんセルビアによる大虐殺があったことは確かだけど、戦争は双方に大義があるわけで超先進国が片方に肩入れして(それも自国の利益のために)、プロパガンダを垂れ流して攻撃するっていうのはなんだかなあって感じがする。
次は鉄道でハンガリー、そしてウクライナまで行こうと思う。
そんな感じ。
おしまい。