アロエプリカティリスの記事。
この枯れる前の腐った状態(?)は全く健全ではなくて、おそらく暑さにやられたせい。
その後、根が弱ってかなりグラグラになってしまったものが、冬のストーブの点いた部屋で見事に復活した。ストーブでの乾燥と加温と、夜になって寒くなるという寒暖差が自生地の状態に近かったのかもしれない。
とにかく乾燥地帯の植物の最大の敵は日本の寒さじゃなくて、夏の高温多湿と熱帯夜。寒いのは室内に入れて適当に暖房つけておけば何とかなる。冬の日本海側は日照時間が異様に短いからそれは多少大変だけど、夏の暑さで腐ることの方が危険。
これが復活したプリカティリス。古い葉は徒長してどうしようもないけど、新しいものは元気良く伸びてる。何より去年の秋と比べて根の安定性が段違いにいい。
プリカティリスはこの中心の赤みがかった色が良い。
もう一つのプリカティリスもこんな感じ。
こっちも葉が三枚でヒョロヒョロだったものがこんなに立派な扇形になってくれた。
新芽も順調でかなりいい感じ。
今は二つとも南向きの窓で直射日光当てて育ててる。もう少し暑くなってくると遮光する必要があると思う。それと何より梅雨の長雨で温度が上がってしまった時が心配。
それでも去年のコンクリートのベランダよりは良い環境なので耐えてくれると思う。プリカティリスは人気種で結構手に入りにくいから大事に育てたいと思う。
そんな感じ。
おしまい
その後の成長はこちら。