こんにちは。
夏休みということで、毎度おなじみの友達と一緒に南岳と槍ヶ岳に登ってきた。
本当は2泊3日でゆったりしてもいいね、という話だったんだけど、今年のお盆は天気も悪くて、ここだと晴れた2日間を目掛けて1泊2日で行ってきた。
今回のルートは
1日目
新穂高温泉→槍平小屋→南岳新道→南岳(テント泊)
2日目
南岳→中岳→大喰岳→槍ヶ岳→槍平小屋→新穂高温泉
という感じのルート。
コースタイムは1日目が8時間で2日目が10時間となかなかハードな山行だった。
ところでだけど、この南岳とか中岳とか名前が適当過ぎてウケる。Wikipediaで調べてみると南岳は「槍ヶ岳から穂高岳に延びる尾根の南端にあることから」南岳と呼ばれているらしい。ただの相対的な位置関係によってつけられた名前。
さらに中岳に至っては、その南岳と槍ヶ岳の間にあるから中岳。相対的位置関係のさらに相対的位置関係。
なぜか大喰岳だけはまともな名前がついていて、その昔、獣がここら辺の草を食いまくっていたらしく、それを見た猟師がここを大喰岳と名付けたらしい。ほんとかよw
新穂高温泉から槍平小屋までは半分くらいが舗装された緩い登り坂。
途中で笠ヶ岳が見えた。
新穂高温泉からは笠ヶ岳方面に行く人もたくさんいた。というよりむしろそっちの方が多かった。あっちにも笠新道というキツい登りがあるけど、今回行くのはそれと同等か少しキツいと言われる南岳新道。
南岳新道は地図上で見ると水平距離はほんの少しなのに4時間以上かかるという鬼のようなルート。テントを担いで登ってみた感想としては、きついけど多少運動していれば行けないほどじゃないなって感じ。小屋泊まりなら余裕なレベル。
途中休憩したり友達が高山病でぶっ倒れて、登山道で仮眠したりしながらなんとか8時間で南岳まで到着。休憩含めてこの時間だからなかなか良かったんじゃないかな。
獅子鼻展望台から見た大キレット。
雲が出ているのがまた良い。
翌日は10時間の行程をなるべく早く終わらせるため、朝4時から行動開始。
たぶん右奥のが常念岳かな。
去年登ったけど、こうやって見るのは初めてで、意外と形がかっこいい山なんだね。
槍までの稜線歩き。
西側に見える笠ヶ岳。その名の通り笠の形をしている。
南アルプスと富士山。
あの尖ってる山が甲斐駒ヶ岳かな?わからんけど。
確か中岳山頂。
槍ヶ岳にたくさん人が取り付いている。
槍ヶ岳山荘からの景色、尾根が綺麗。たぶん西鎌尾根。
いつかはここから鷲羽岳、水晶岳まで行ってみたい。
槍に取り付いているときにスマホでパシャリ。
頂上到着。
天気も良くて奥穂の方が綺麗に見える。
ここから新穂高温泉までの下りがきつかった。
槍ヶ岳は2泊3日かそれ以上で行くのが一般的だけど、ある程度健脚であれば今回のルートで1泊2日で行ける。少し楽をしたいなら南岳を登るのをやめて、新穂高温泉から槍ヶ岳までピストンという手もあると思う。
南岳に登っているときに下りてくる人がいて、深夜1時に出て日帰り(それを日帰りと言っていいのか謎だけど)と言っていたから槍も空身で日帰りで行けないことないんだと思う。
次は笠ヶ岳の笠新道か甲斐駒ヶ岳の黒戸尾根をやってみたい。
そんな感じ。
おしまい