ミャンマーからインドまで陸路で行ってみた ⑩インパール到着と親切なインド人

こんにちは。

 

今回は年末年始のミャンマー→インド→バングラデシュ→インドの陸路旅行について。

 

前回記事はこちら

yoshida-lab.hatenablog.com

 

夜7時くらいにインパールに到着。

最後の最後でミニバン運転手が約束していた運賃じゃ足りないと言い出し、そこそこ揉めたせいで、すごく嫌な気分になった。

 

到着後、そこら辺にあったホテルにチェックイン。

とりあえずインドルピーを下ろしたかったんだけど、ATMが全然開いていない。

しばらく歩いて、通りで談笑していた家族に尋ねると、ワーワーと騒ぎ出して、結局ATMまでバイクのケツに乗せて連れて行ってくれることに。

無事お金を下ろせたので、小汚いローカルレストランに入ってビールが飲みたいというと、ここでもまたワーワーと騒ぎ出して、変なおっちゃんがバイクのケツに乗せて連れて行ってくれることに。

酒屋では無く、変な肉屋の奥からゴソゴソとビールを出してきてそれを売ってくれた。

あとあと調べると、マニプール州は禁酒州らしく、このとき適当な知人に譲ってもらったのかもしれない。値段はほとんど正規の値段だった。

 

このおっちゃん、僕らの泊まってるホテルの名前を聞くやいなや、「そのホテルはセキュリティに問題がある。今すぐ荷物をまとめて出るべきだ。俺がまともなホテルに連れてってやる!」と言い出した。

どこのホテルに行くのか?と尋ねると、ガイドブックに載っている三ツ星ホテルの名前を出すものだから、「そこは高いんじゃないか?」と聞くと、そんなもんなの?ってくらい安い額を言い出す。

僕ら2人いたので、そのおっちゃんと、おっちゃんの友達っぽい人のバイクの後ろに乗って三ツ星ホテルへ。

 

ホテルの受付で泊まりたいと言うと、案の定おっちゃんの言っていた金額の倍以上を提示された。

そこでおっちゃんの顔を見るとなんと無表情で黙りこくっている。笑

さっき自分で言った額と全く違う額を提示してきて、無反応で居れる神経が分からないw

しばらく全員で沈黙していると、ホテルの受付がディスカウントプライスがある、と言っておっちゃんが言ってた値段よりちょっとだけ高い金額になった。

これならまあ良いかと言うことで泊まることに。

 

 

その後このおっちゃんにこのあとの旅程などを話すと、ナガランドは危険、バングラデシュも危険だから行かないほうが良い。ずっとインドを通ってコルカタに行くのが良い。みたいな話をされた。最初にチェックインしたホテルがムスリムのホテルで、バングラデシュを毛嫌いしているところから、ムスリムに並々ならぬ敵対心を抱いていたのかもしれないw

 

ずっと車に乗りっぱなしだったせいで、マンダレーからここまでの移動はすごく疲れた。

ようやく落ち着いたので、外で飯を食って部屋でビールを飲みながらまったり。

 

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ミニバン運転手と運賃で揉めたせいでイライラしていたけど、その後にインパールであったインド人は本当にみんな親切で良かった。

 

ちなみにあのおっちゃんはその後の旅行中にも何度か電話をかけてきて、今どんな調子だ?困っていることは無いか?なにかあれば俺に言え、と心配してくれたw

詐欺師とかそういうのではなく、ただ単にありがた迷惑なくらい親切心を持っている、おせっかいな人だったみたい。そもそもインパールなんかで詐欺師やっても儲からないだろうしね。

 

今日はここまで。

 

そんな感じ。

 

おしまい