旅行の醍醐味のひとつといえば現地の市場に行って一般庶民の食文化を知ること。
という訳でみんな大好き庶民の市場!
日本ですら地方の市場って色んな物が売られていて楽しい。それが海外となれば見たことのないものの宝庫なわけで楽しくないはずがない。
ウクライナの市場はいくつかあるんだけど、今回行ったのは
- Bessarabskiy rynok
- ВЛАДИМИРСКИЙ РЫНОК КМП
- Zhitniy rynok
の3つ。ロシア語圏外での情報が少ないらしく英語がよく出てこないのもあった。
まずひとつめのBessarabskiy rynokは市内中心部にある市場で、ここは庶民の台所と言うよりは観光客向けだと思った。市場のおばちゃんも英語が達者。
なんか観光客の僕を見るなり声をかけてきてキャビヤやイクラをたらふく試食させてくれた。ただ買わないとなると結構気分悪い感じになってたから本当に観光客向けの場所なんだと思う。
イクラやキャビアはウクライナの激安物価に反して日本と同じような値段がした。最初は安いのかなと思ったけどそもそもの値段がそこそこするし、多少安いぐらいだと別に食べる必要もないかなと思ってスルー。
次にふたつめの良く分からないキリル文字の市場。
ウラジミールなんとかっていうのかな。
ここはひとつめの場所よりはローカル感漂う市場で買え買えという感じはなく、アジア人が珍しいからなのか声をよくかけられた。
ここでもまたイクラとキャビアを沢山試食させてもらった。
1GRN≒5円だからこの真ん中のは4000円と超高額。イクラにもグレードがあるらしく、スーパーで一番安い缶詰だと200円とかである。キャビアの小さい缶はここだと安くて600円くらい、高いと2000円以上する。
肉屋のおばちゃんが気さくで沢山試食させてくれた。
言葉が通じないから適当にお金だけ払って、美味しいと思ったやつを適当に指差せばオーケー。それに応じたグラム分だけ切って売ってくれる。
この黒いのは何かわからなかったけど結構強烈な味がした。
ここで生ベーコンを買った。
これで250円だから驚きの安さ。
ビールも2.5Lで150円くらいだし、生ベーコンも3日分くらいはあるのでこれで400円切る晩酌になるからウクライナはヤバい。
最後に中心部の少し北側にある市場。
行った中では一番ローカルで良かった。本当に庶民の台所という感じ。
この雰囲気はグルジアのマーケットを思い出すね。
この白い脂身がかなりおいしかった。普通はバケットに乗っけて一緒に食べるらしく、試食でバケットも出してくれた。
確かにパンと食べるのも美味しいんだけど、温かいごはんにこれ乗っけて醤油とかかけたら美味すぎて死んでしまうと思う。
ここで試しに500円くらい出してみたら大人の手のひらほどの肉塊が来てビビった。
値段的にもここが安いのかそれとも選んだ生ベーコンが安かったのか分からないけど、買い物するならこの市場が一番オススメ。
手のひらと比べてもこんな感じ。
周りに付いてるのはスパイス的な何か。
スライスよりも細切れの方が食べやすいのでオススメ。
本当は料理に使うとより美味しいらしいんだけど、このまま生で食ってた。
こんな感じでウクライナは酒飲みの天国だからみんないますぐ来たほうが良い。
1000円あれば好きなだけビール飲んでつまみも買える。
以上キエフの市場情報でした。
そんな感じ。
おしまい