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観葉植物は最小規模の投資である。100均の観葉植物がぐんぐん成長してきた。

 

こんにちは。

 

いきなり大風呂敷を広げるようなタイトルですが、最近本気で観葉植物はある程度投資という側面があるような気がしています。

 

今回は100均で購入した観葉植物の成長とともにその理由を解説していきたいと思います。

 

前回の植え替え記事はこちらです

 ヒメモンステラクワズイモ、ウチワサボテン(2種類)

yoshida-lab.hatenablog.com

 

 

 

 

観葉植物には"中古"という概念がない 

植物にはそもそも中古品という概念が存在しません。

この当たり前とも言える主張ですが、これが結構重要だったりします。

 

世の中の多くのものは新品か中古かの違いで大幅に値段が変わります。

見た目は新品と変わらなかったとしても、服や家、車、電化製品などなど、ほぼ全ての工業製品は中古というだけで驚くほど値段が下がってしまいます。

しかし、植物に関しては中古が存在せず、"成長度合い"と"仕立て(形)"の二つの要因でほぼ価値が決まるので買った段階では、その植物の価値はほとんどそのまま継続されることになります。

よく考えると貨幣や株券も同じで、ピン札もボロボロのお札も基本的には同じ価値があり、中古という概念は存在しません。

この点からも、観葉植物が他のモノとは決定的に違うということが分かると思います。

 

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前回植え替えた100均のモンステラ(写真左)とクワズイモ(写真右)

 

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前回植え替えた100均のウチワサボテン

 

 

育てることによって価値が上昇する

先ほど工業製品と違い、買った時点では価値は変化しないと述べましたが、逆に成長すればするほど価値は上がっていきます。

これまた当たり前のことなのですが、植物はしっかりと世話をすればどんどん大きくなっていきます。大きくなっていくと当然市場での価値は上昇します、単純に時間がかかっていますからね。

ここで育てたものを買ったときより高い値段でオークションに流せば差分は儲けとなります。

 もちろんそのためには植え替えや水や肥料をやるという労働が必要ですが、これらの作業は比較的楽ですし、何より楽しみながらすることが可能です。

水や肥料を与えたり、剪定して形を整えることによって自ら植物の価値を変化させることが出来るのも重要なポイントじゃないでしょうか。

手をかけることによって簡単に価値が上昇するというのは観葉植物の面白い側面だと思います。

 

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成長したモンステラクワズイモ

 

 

植物は殖える

はい。当たり前ですね。

植物は生き物なので殖えていきます。花を咲かせて実を結んで種を得るという方法でなくても、例えばモンステラのような生命力の高いものであれば、適当にちょん切って水に挿しておくだけで簡単に増えます。もちろん時間はかかりますが至ってシンプルです。

 

yoshida-lab.hatenablog.com

 

最近価値が急上昇しているビカクシダであれば、ある程度の大きさまで成長すると脇から子株を出してくれます。

 

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これをある程度育てて切り離せば、品種によっては結構良い値段で売れたりします。

つまり大きく成長した観葉植物と言うのはある種、植物の生産工場のような役割りを果たしてくれるため、どんどん価値を生み出してくれる装置となるわけです。

ここまで来るともう完全に投資ですね。実際大きいビカクシダを温室で育てて、その子株を売りさばくという商売は存在します。

 

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ウチワサボテン

 

 

リスクの存在

ここまで良いことについて書いてきましたが、リスクが存在するという点も一般的な投資とよく似ています。

株や為替の相場変動、地価や不動産価格の高騰や暴落などのリスクはよく耳にすると思いますが、観葉植物を育てる際の一番のリスクは枯らしてしまうことです。

当たり前ですが枯らしてしまえば価値はゼロになります、これは倒産した会社の株式に似てますね(笑)

もしくは枯らすまでは行かなくとも、かなり傷んでしまった場合には多くの枝を切らなければならず価値が低い個体に逆戻りしてしまうこともあり得ます。

 

植物によっては水やり頻度が難しかったり、冬場の管理が難しいものが多く存在します。そのような植物を育てるのはリスクが高いのですが、そういう植物は基本的に市場価値が高いです。

これはただ単に需要と供給のバランスの問題であり、先程述べたモンステラのように誰でも簡単に育てられる植物というのは市場に溢れかえっているわけです。よって当然値段もその供給量が考慮されたものになります。逆に成長が遅かったり、育てるのが難しい植物は市場にあまり流通せず、値段も高価である場合が多いです。

 

もう一つ観葉植物の世界にも流行り廃りが存在し、流行っているものは価値が上昇していきます。実際ここ数年はビカクシダの人気が出てきており、花屋さんに聞くと値段も人気上昇にともなって上がってきているらしいです。

しかしここでも難しいのが、人気があるからといって作り過ぎてしまうと希少性がなくなりこれまた値段が下がってしまうこともあり得るということです。

 

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ウチワサボテン

 

 

まとめ

園芸店を巡ってみたり、オークションで植物の価格を見たりして、観葉植物の価格と人間の経済活動は非常に分かりやすく面白い関係にあるなと思いました。

これは植物の持つ性質

  • 殖やすことが出来る
  • 中古という概念が無い
  • 相場がかなり曖昧

に起因するものだと考えられます。

基本的に動物(ペット)にも似たような性質があると思うのですが、あちらの場合は死なせてしまった場合に倫理的な問題が生ずることからあんまり無茶なことは出来ません。

しかし植物の場合は枯らしても酷く批判されることもないですし(もちろん枯らすのは良くないです)、交配させることも基本的に許されており、チランジアなんかではみんなよくやっています(動物でやったら結構な問題?)。

 

実を言うと上に書いてあるようなことを大規模で行えば、これは一般的な植物生産者ということになります。

しかし面白いのは、この園芸という気軽にできる趣味が、前述のように植物生産や投資という別の側面も持ち合わせていることです。なかなかこういった趣味は他にないんじゃないでしょうか。

 

以上のように園芸というのはただ単に育てるというだけでなく、様々な面白い側面を持っています。そしてもう一度基本に立ち返ってみると、植物を育てること自体非常に楽しい行為です。 お金もかからないし(それどころか増える可能性まである)、生き物(自然)が相手なので入力と出力の相関がよく分からないのも面白いです。そのため新芽が出たり花が咲いたりすると結構嬉しくなります。

 

という訳で私はとりあえず何かひとつ買ってみて、部屋に置いてみるのをおすすめします。初めは育てやすく、成長の早い、ウンベラータやクワズイモモンステラなんかがいいと思います。これらは郊外の園芸店に行けば数百円で売っていると思うのでぜひ試しに買ってみてください。

 

それではまた。