秋の植木市で買ってきたシンニンギア。
これが買った直後の様子でまだ芽は小さい。
前回の写真で、買ってから二週間程度。
花が開きだしてからはすごく早く開いていく。
これが朝の様子。
それが夜になるとこんな感じで、先っぽが開いているのが見てわかると思う。
この花が結構綺麗で、久々にちょっといいカメラを引っ張り出してきて写真を撮ってみた。
細い花は南米に生息しているハチドリに受粉してもらうためらしい。
それにしてもよく見ると花に細かい模様があって綺麗。
花が綺麗さって言葉にすると簡単だけど、実は思ったより奥が深くて、単純に色が綺麗と言うよりも、花それぞれの持つ自然が生み出した造形とか細かい模様とか、じっくり見ないと気付かないようなところが大きく寄与している。
綺麗とか美しいとかいう漠然とした言葉よりも、造形美って言葉のほうがしっくり来ると思う。
実際に熱帯が主な原産地の洋ランは16世紀にインドからイギリスに持ち込まれてから、その美しさが貴族階級の人々に認められて洋ラン鑑賞が高級な趣味として始まっている。
珍しい洋ランの写真はないんだけど、普及種の写真はこんな感じ。一般的な洋ランですらよく見るとこんなに不思議な形、模様をしている。希少種になればその形や模様はもっと面白くなっていくし、いつかやってみたいなと思っている。
話が洋ランに逸れたけど、シンニンギアの花が咲いたので受粉させて種を採集したいと思う。本当は交配とかさせれば面白いんだろうけど、他に咲いている花もないし、何と何が交配するのか、その仕組みもよく分かってないし…
そんな感じ。
おしまい