前回の記事の続き。
まずはMt.Kitshakood
貯水葉はかなり枯れこんでしまったけど、胞子葉が勢いよく伸びている。
リドレイとコロナリウムの交配種というのが納得の形をした胞子葉だけど、個人的にはその両方の良さを打ち消しあっているような、魅力に欠ける形だと思う。
貯水葉はリドレイのように筋が浮き上がっていてなかなか格好いいけど、やっぱり本家リドレイの方が良いよねえ…
そもそもリドレイがかっこよすぎるっていうね。
Mt.Kitshakoodのいいところはリドレイやコロナリウムより遥かに育てやすいということだと思う。わりと何しても死なないんじゃないかと思うくらい強健。初心者はビフルカツムの次はこれ育てればいいんじゃないかと思う。
オークションでもかなり値下がりしてるし。そりゃこれだけ強健ですぐ大きくなれば、それは値段も安くなるよなと思う。
つぎはエラワン。
ヤフオクでそこそこの値段で落札したんだけど、最近安くなってて少し悲しい。
やっぱり交配種って比較的強健だし、値段はどんどん落ちてくよね。
小さい株だから心配してたけど、ようやく新芽が出てきた。
よく見るとわかるように、胞子葉がカイガラムシに侵されている。
手で取ってもまたすぐに湧いてくる…
最後にワンダエ。
はい、死相出まくってますね…
よくネットに日照不足でワンダエが根腐れしたって報告が上がってるけど、まさにここ一か月間、悪天候+外壁塗装で全く光が当たらなかったという状況でこんな状態になり果てた。
新芽も最近出たものと思いきや、ずっと昔に出て、愚図り続けているもの。
経験的にビカクシダの新芽は勢いが大事だと思う。新芽が出て、勢いそのままに大きくならないといけなくて、途中で一回止まると、その新芽が古いものより大きく成長してくれることはあまりない気がする。
新芽の中心はまだぎりぎり腐ってはなさそうだし、ここから復活してくれないかな…
幸い寮は全館暖房のため、真冬でも20度以下になることはないみたい。だからこれから冬になってもガンガン成長すると思う。気掛かりなのはものすごい乾燥するということ。
ここは冬は余裕で氷点下まで下がる環境だけど、そういう場所の方が室内は安定して暖かいようになってるし、むしろ植物は育てやすいかもしれない。
そんな感じ。
おしまい