こんにちは。
最も人気が高いビカクシダのひとつ、リドレイとコロナリウムを焼き板に着生させてみたので、自己流の着生方法ですが、その方法を紹介したいと思います。
今回着生させるリドレイとコロナリウムです。
やはりリドレイはこの貯水葉が美しいですね…
コロナリウムの方はまだ幼い株なのでコロナリウムらしさは見られません。
貯水葉もまだ出ていないくらいです。
今回は少し大きめの焼き板を買ってきました。
これを100均で買ってきたのこぎりで切ります。
のこぎりなんて使うのはいつぶりでしょうか…
特に寸法は気にする必要がないので適当に半分に切って出来上がり。
ここから水苔とビニール紐を使って着生させてみます。
着生方法については板に穴をたくさん開けて、その穴にビニール紐を通してビカクシダと水苔を縛ったり、ネットで水苔を板に張り付けてからビカクシダを縛ったり、色々なブログで紹介していますが、僕のやり方はその中でも最も雑い方法のうちの一つと言っていいと思います。(笑)
要は板にくっつきさえすれば、すくすく成長さえすればなんでもいいのです。
まずはコロナリウムから。
当初は目立たないデグスを使っていましたが、面倒くさくなって今ではビニール紐を使っています。板に穴も開けずに適当に結びつけます。
一応真ん中に少しくぼみを作ってそこにコロナリウムを置きます。
もちろんビカクシダの形によってやり方は変わると思いますが、今回のコロナリウムの方は貯水葉も小さいので、この方法がベストだと思います。
これを上からビニール紐で縛ったあとで、ゆるゆるの水苔を横からキツ目に詰めていきます。
こんな感じで完成。
この手のものは最初から完璧にしようとせず、縛った後から横に詰めていくのがいいと思います。
それでは次はリドレイです。
やはりこのキャベツのような貯水葉が綺麗ですね。
これは貯水葉が結構展開しているので、中に水苔を抱かせるような感じで板に結びつけます。
こんな感じで完成。
以前は見栄えなどを気にしていたのですが、何回もやっていると面倒くさくなってきてこんな不格好な感じになってきます。
どうせ貯水葉が展開してすべてを覆い隠してくれるのでそれまでの辛抱ですからね。
問題は展開中の貯水葉に上から圧を加える事によってどれほど成長を阻害してしまうかでしょう。跡が付くほどキツくは縛っていないので大丈夫だとは思いますが、実際のところはよくわかりません。
出来るならば展開中の貯水葉がかなり小さい時期に、その貯水葉に当たらないように着生させるのがベストな気がします。
そうするとすぐに貯水葉が紐を覆ってくれるので。
出来上がりを並べてみました。
これに例によって百均で買った錐で穴を開け、これまた百均で買ったアルミ線を通せば完成。
ベランダに吊って、メネデールをぶっかけておきました。
安定するまで少し時間がかかりそうですが、変化があったら報告したいと思います。
それではまた。
過去のビカクシダの着生記事